印刷の流れ

実際にあったトラブル

ここでは実際にあったケースをもとに説明します。順不同

トンボがトリムマークになっていない

詳しくはトリムマークの作り方へ。

トンボがK100%になっている。

これはK100%のみの印刷には問題ありませんが、その他4色印刷・2色印刷・特色印刷の場合に製版後の刷板にトンボが出ません。
各色にトンボがないと印刷時に見当不良(印刷のズレ)が起こります。
解決方法(下図):レジストレーションはスウォッチの左上から2番目の○に+が重なった物をクリックして下さい。そうすると必要な色の分だけ製版時にトンボが出力されます。

写真のリンクがない

これもよくあります。イラストレータ等に写真を配置する際にリンクするか埋め込むかどちらか選択できます。
リンクを選択し配置した際は必ずリンク元の画像も合わせて入稿して下さい。
最近ではマシンの性能の向上に伴い埋め込む方法が主流になりつつあります。
よく分からない場合は写真データも入稿すると間違いありません。

写真の解像度が足りない

印刷では写真の解像度は原寸(実際に配置する大きさ)で300から350dpi必要と言われています。
フォトショップ等で確認して下さい。デジカメデータは基本的に72dpiになっていますが、原寸の4倍程度あれば問題ありません。
※フォトショップ等で大きさを変えずに解像度のみ上げることができますが、あまり意味はありません。

寸法がアバウト

仕上がりが100㎜×100㎜とした場合のトンボ作成時の四角が100.821のようになっている。
印刷時には面付けといって、100㎜×100㎜を横4(400㎜)縦6(600㎜)のようなに複数並べて印刷します。
この時にトンボがアバウトだと横に4つ並べたときに100.8だと3.2㎜ずれてしまう場合があります。
ほとんどの場合、仕上がりが100㎜×100㎜と指示してあればそのようになりますが、トラブルの原因になります。
設計・製作段階でなるべく整数値になるように作成して下さい。最低でも0.5㎜きざみが好ましいです。製本・断裁工程において0.1㎜は誤差として考えるケースが多いです。

2色・3色印刷の指示で、データ上にはそれ以上の色が存在している。

このケースはとても困ります。例を挙げるとC・Mの2色の指示を受けたデータを調べると、Y・Kも存在している。
もしくは特色が存在している。製版工程でC・Mのみ出力しますが、万が一紙面に必要なデータがKになっていた場合になくなってしまいます。
内容が密なデータ等は調べかねます。事前にチェックして下さい。
補則:特色が存在する原因として、特色の0%というデータでも分解時には現れます。あまり問題はありませんが、気持ちいい物ではありません。あと不要な点が存在していて、その点に不要な色の情報があるというケースも多く見られます。

データがRGB

このケースもよくあります。基本的に印刷はCMYKという方式で印刷を行います。
→詳しくはカラースペース参照
イラストレータではCMYKになっているが、配置した画像がRGBというケースもあります。
いずれにせよRGBでの入稿はさけて下さい。
Windowsでのオフィス系データはRGBのみの対応になっています。それらは、こちらで処理します。

ファイル名がやたら長い・記号が使われている

このケースもトラブルの原因になります。製版時に当社ではMacintoshを用いて行いますので、Windowsデータでのロングファイルネームや特定記号の付いたファイル名はうまく処理できないケースがあります。
できるだけ簡略なファイル名にして下さい。
悪い例:○○パンフレット2000年判校正終了アウトライン済.eps
     画像のリンク元のファイル名にまるの中に1・かっこ株・かっこ曜日などは、
     WindowsとMacintishでは異なって表示されます。従って、リンク先のファイルが無いと見なされ
     画像が抜け落ちる可能性があります。

Windowsで製版すれば問題はないのですが、なるべく簡略なファイル名にするようにして下さい。

特色部分にグラデーションメッシュが使用されている。

4c+特色印刷の場合、特色部分にグラデーションメッシュが使用してあると、自動的に4c分解に置き換えてしまします。どうしても使用する場合は別ファイルで作成して下さい。その時は4c部分の特色部を考慮した4cデータと特色データの両方作成して下さい。

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